自然界の神秘!?あまりにも美しい野菜、ロマネスコ!!
突然ですが、皆さん、”ロマネスコ”という野菜を知っていますか?
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これです!!
美しい!!
同じような形が延々と並んでいるのが分かりますね。これを「フラクタル」と言います。
大学のころに研究で「フラクタル」を勉強した際に見つけて、いつかはお目にかかりたい!!と思っていたものが、何故か会社近くのスーパーに198円(安っ!!)で売っていたいので、思わず衝動買いしていしまいました。野菜の衝動買いはなかなか無い経験です。
ということで、今回はこの「ロマネスコ」と「フラクタル」について紹介しようと思います。
1.これ本当に自然にできたもの!?あまりにも美しい野菜ロマネスコとは?
ロマネスコとはイタリア語で、ヨーロッパが発祥らしいです。
味としてはブロッコリーやカリフラワーに似ていて、普通にゆでてドレッシングで食べても良し、スープやパスタの材料にしてもおいしく食べることができます。
栄養価としては、ビタミンCの含有量が野菜の中でもトップクラスらしく、レモン果汁100mgと同じくらい含まれているようです。
日本では、まだ野菜コーナーの常連といった野菜ではないので実物を目にする機会は少ないのかなと思います。
しかし、東京近郊では茨城県で作られているようで、私が見つけたのも茨城県産でした。これが畑一面に広がる光景を見ることができる日を楽しみにしています。
2.美しすぎる幾何学模様、フラクタルとは?
「フラクタル」は「自己相似」といい、縮小拡大したときに同じ形状のものが繰り返し現れるような形状のことを示し、幾何学の概念になります。
有名なところだと、「マンデルブロ集合」や「コッホの雪片」といったものは目にしたことがあるかもしれません。
よくPCの壁紙の美しい幾何模様などは、このフラクタルを用いて描かれていることも多いです。
このロマネスコにも見られるように自然界では海岸線の形状や、雲、木の葉、など様々なところに見られます。また、株式やFXなどの予測において、さらには、フラクタル音楽といったものがあるように、音楽方面でも実は使われています。
幾何学や統計学と聞くと難しそうですが、実は我々の身近なところに存在するものなのです。
3.実はこんなところにもフラクタルが!?自然界の神秘
先ほども話したように、ロマネスコだけではなく自然界には随所にこのフラクタルが隠れています。
よく取り上げられる地形としては、アメリカのミシシッピ川や、毛管状に広がった木の枝、入道雲、またアンモナイトなどの貝殻にも見られます。
特に海岸線などについては、Google Earthなどを使ってみると非常に面白いです。
他にも、フラクタルを活用した美しいアートも存在します。
普段目にしている日常の風景も、このようなことを少し意識するだけで、面白くなると思います。
ぜひ、目を向けてみてください。