何かを「表現する」ことのすごさを最近改めて感じた話
普段やらないのですが、最近人前でコントをやる機会がありました。
和牛の手料理をコピーしてやったのですが、それを練習し、実演する中での学びが多かったです。
ちなみに、これです!
めっちゃ面白いので、気になる方は見てみてください。
色々あるのですが、長くなるので3つに絞ります。
1)台本を覚えるのがすごい
まず、当たり前のところですが、何も見ずにソラで言えるまで覚えるのに結構時間がかかりました。
今回3分程度のネタだったのですが、これがもっと長くなったり、もしくは複数のものを覚えたり、本当にすごいと思います。
やってみて分かることってありますよね!
ドラマとか映画とかも、今まで何気なく見てましたが、セリフを覚えて演技もして、その人になりきって、本当にすごいなと、リアルに「見る目が変わりました」
正直に言うと、アイドルって何となくちょっとどうなのかなと思う時もあったのですが、あれだけ多くの歌を踊りも含めて覚えて、あれだけ多くの前で、いろいろなネガティブなことも言われたり、嫌な思いをしながらでも、やり続けるのは本当にすごいなと、今はただただ尊敬です。
自分含め口だけのやつは、まずやってみろって話ですね。
2)表現力がすごい
俳優さん・女優さんもそうですけれど、単にセリフを言うだけでなく、本当にその情景が思い浮かぶような口調しやぐさ、表情といった表現力がすごいです。
和牛のこのネタでは、川西さんが女性役をやっているのですが、その女性っぽいしゃべり方とか、怒るときやうらめうらめしい口調とか。
なんとなく、やれば自分にもできるだろうと思ってやってみましたが、どうしても中途半端になってしまいました。
何度も練習してはいるのでしょうが、プロってすごいなと改めて思い知らされました。
3)「自分達が良いと思うもの信じて」提供するということ自体がすごい
僕がコントをした際には、僕らの前に5,6人が既に出し物をしていました。
そして、当初想定していたよりもその人たちのクオリティが高く、そんな中自分たちのコントが見劣りしてしまうように感じていました。
それでも、いまさらやらないなんて言う選択肢はないのでやりきるのみ!与えるのみ!!と考えてやったのですが、おそらくこういった感覚って、芸人さんにしろ、音楽家の方にしろ、スポーツ選手や、その他多くの表現者の方々は感じているようなことなのかなと思いました。
他の自分よりもすごいと思ってしまう人を見た後だとしても、自分がやるべきことをやりきる。
何が
正解なのか、
完ぺきなのか、
必ず受けるのか、
成功するのか、
色々考えはするけど、今の自分にできる最高のものを、相手を喜ばせよう、何か一つでもいい影響を与えよう、とやりきる。
時には、未完成さが心を打つかもしれないし、もがき苦しむ姿が勇気を与えるかもしれないし、相手が何を感じるかは管理下にないから、発すべきメッセージを、自分が信じているものを発することに集中するだけなんだなと。
たった3分のコントをやるだけでしたが、今後自分の仕事や、何かを伝えるという人生通して大切なコトに関して、本当に学び満載でした。
何事も、傍観者ではなく、当事者になって経験してみることの大切さをひしひしと感じました!