計画は立てるべきか?それとも、立てる意味はないのか?
新年早々、ホリエモンの刺激的な記事が出てましたね。
読んだ方も多いのではないでしょうか。
相変わらず、人の心をざわつかせる表現が上手いですね。
①堀江貴文「今年もムダに目標をたてた人たちへ」
「絵にかいた餅」を作るより重要なこと
http:// https://toyokeizai.net/articles/-/322325
実は年末に読んだ
②仕事は楽しいかね
の中にでも「計画は立てる必要がない」といったことが書かれていて、果たしでどうなんだろうか?と数日間モンモンとしてました。
ちなみに、ここでの「計画」は、生産管理、工程管理といった当然細かくやらないといけないものは指してないというのが、僕の理解です。
おそらくですが、個人や企業における数年~10年先を見据えたときの、ロードマップの話に焦点が当たってます。
上記した①②での主な論点は「将来のことなんて考えても何が起こるかなんて分からないから、計画立てることに時間をかけずにどんどんやってみろ!」ということ。
色々考えた結果、僕も含め凡人は「計画は立てる必要がある」というのが、僕の結論です。
ただ、ここで重要なポイントが3つあります。
1.目標設定が明確か
ホリエモンやその他にもまずはどんどんやってみろと言う人は大体自分のやりたいことや、やれること、その目的・目標が明確です。
そして、そこに向かって計画なんてなくてもどんどん進んでい行ける人たちです。
さて、計画は何のために立てるのでしょうか?
それは目標達成するためです。
でも、計画は立てるもその目標が曖昧な人が多い気がします。
旅行するときも、目的地が明確じゃないと何の交通手段で行くのか決まらないですよね。
2.計画を見直すことを視野に入れているか
計画を立てたら必ずその通りにやらなきゃいけないかというとそうではないです。
むしろ、状況や事業環境が変われば見直すべきでしょう。
過去に下した判断で何年もそのまま思い通りになるなんて、ただのギャンブルですよね(笑)
3.計画通りに行かなかった時のことを考えているか
計画立てたはいいけれど、それが思い通りにならないことの方が多いというのは分かると思います。
でも、僕もですが、そこに対して事前に対策を準備している人は少ないです。
普段はあまり感じないかもしれないですが、いざという時の対応は事前に考えて準備していたかによって大分変ります。
その最たる例が災害です。
大企業で災害などのリスクマネジメントを担う部署の方に話を聞いてみました。
すると、やっぱり具体的な対策を事前に考えているかどうかで初動とその事後対応が全然違うようです。
結局、焦って頭が回転していないときに必死に考えても、自分が経験したことの無いコトにどう対応するか、即座にいい判断ができる訳がないですよね。
もちろん状況に応じて、必死に何とかするにはすることはどのみち必要なのですが、事前に考えていた方がより良い対応が取れることに疑いはないはずです。
以上で「計画を立てる意味がある」と言えるための重要はポイントをお話ししました。
1.~3.を満たしていれば、
・計画はゴールの道のりを示した「お守り」になる
・計画は現在地を知るための「道標」になる
・計画は”今”に全力で集中するための「安全装置」になる
結果、自分が立てた目標に到達できる可能性が高くなります。