なにもないと人は夢を語る
先日美容室に行ったときに、紙を切ってもらいながら読んでいた雑誌でアフリカやヨーロッパの難民のお話がありました。
たしか、アメリカのフリージャーナリストの方が、数年前から難民の方々と一緒に移動して生活している様子や、その中でのふれあいや、彼らが感じていることなどをまとめてくれていました。
日本という地にいると遠い、自分とは無関係な話に思えますが、職や生活の安定を求めて放浪するという意味では、私自身もそうですが、地方から東京や大阪などの都市に出てきている人も同じかなとも思います。
都市出身だよ、という方々も、人生あてもなく、何となくさまよっているのであれば、それもまた同じでしょうか。
話がそれましたが、その記事の中のほんの一節で、「夜暗くなると、皆で夢を語り合うんだ」ということが書かれているのを読んで、自分の中でハッとりました。
僕は今20代後半で、社会人として働いていますが、あまり周りで「夢を語る」ということに対して肯定的に取られないことが多いように思います。
それってなんでなのかなー、と考えていたこともあるのですが、多分、中途半端に満たされているからなのかなと思いまし。
正確に言うと、ある程度満たされていると勘違いしている(させられている)、このままでもなんとかなると思ってしまっている(思わされている)、という感じでしょうか。
結構同年代の人でもいろいろ話を聞くと、現状のままでいい、ある程度普通の生活ができればいい、という人が多いなということに驚きます。
ちょっと毒吐くと、根底には「大変な思いをしたくない、努力するのが面倒、楽したい」といった考えがあるのかなーと思ってします。
高度成長期以降、大きくチャレンジして失敗したような事例ばかりがニュースとかでも取り上げられることが多いというのもあるのかもしれません。
あとは、「夢」という言葉に逃げて行動しない口だけの人が多いというのもそうでしょう。
だから「夢を語ったところで」「夢を追い求めるやつは現実を見てない」などといった、否定的な考えが多いのかもしれません。
一方で、本当に今なにもないと、逆に夢を語るしかないのだろうなとも思います。
現状の延長線上では自分の求める状態は得られないから、だから自然と夢を描き、ハングリーに求めることができる。
もちろん、ただただ夢想家として、口だけで夢を語るだけは意味がないとは思います。
たまに、夢だけ語っていたり、借り物の言葉で虚栄心だけが膨らんだ人もいますが、それもそれでカッコ悪いなと思ってしまします。。。
夢を目標として設定し、そこに対して具体的に行動しているから、大きく夢を語る意味があるとは思います。
現状に満足しておらず何とかしたいという人は、最初の行動としては、あえて自分を追い込むような状況に身を置くことが行動に移すためにはいいのかもしれませんね。
生産性が下がりがちな「考えること」の生産性を上げるための方法:紙に書き出す
前回の記事で、生産性の高い仕事のやり方:タスク化は「何をやるか」ではなく「何をアウトプットとして出すか」、ということを書きました。
「生産性」と一言で言っても、単純作業を効率的にさばいたり、投資したお金に対するリターンを大きくしたり、時間をかけずとも次々とタスクを進めていったり、と色々な場面が想像できます。
そんな中、「考える」ということに対する”生産性”は見落とされがちです。
実は「考える」ことって、生産性が下がりがちです。
というのも、特に仕事などで、唯一の答えがないようなことについて考えるということは、何かしらの基準を設けない限り、極端に言えば永遠に考えていられるからです。
この基準として、アウトプットとして何を得るかを明確にした方がいいですよ、と書いてあるのが、前回の記事です。
今回は「考える」というそのプロセスにおいて、生産性をあげるための、シンプルですが一番効果があるのは「紙に書く」ということだと思っています。
頭で考えるだけでなく、紙に書き出すことが重要です。
経験したことがあると思いますが、頭の中で考えているだけだと、堂々巡りになります。
これをやっていると、時間がかかっているのに答えが、結果が出せない自分は能力が低いのではないか?といった勘違いをすることにもつながります。
頭は考えたことを覚えるために使うのではなく、考えることに集中させた方がいいと思います。
頭の中で考えていることを俯瞰して、一覧で見れる人は良いかもしれないですけど、なんだかんだで1つのことしか考えられないのが現実です。
紙に書き出せば俯瞰してみることができます。
そして、書出したものを整理して、構造化することでより理解も進見ます。
このときのポイントは、キレイにやろうとしないこと。
ついつい、あとに残そうと思ったりすると、キレイに書こう、あとから見て分かるように整理しておこうと思ったりします。
そうではなく、まず自分の考えをまとめることに集中しましょう。
そのためには、自分が何を考えているかを殴り書きでもいいので(誰にも見せませんしw)、どんどん吐き出していくことの方が大切です。
ちなみに、最近だとタイピングが早い人で、パソコンの方が考えが素早く書き出せるという人もいるかもしれません。
しかし、手書きの柔軟性に勝るものはないと思います。。
ちょっと横に書き足したり、線で結んだㇼ、絵をかいてみたり。。。
PCでもできなくはないですが、圧倒的に手書きが早いです。
それに、やはり書いたものを並べてみることができる、自由に並べ替えをしたり、構造的に見ることができるのも大きなメリットだと思います。
そうなると、何でもかんでも細かく1枚の紙に詰め込むのではなくテーマや何らかの分類で書き分けた方が良さそうです。
この辺りは本も出ているので、お店に行って調べてみてください。
「0秒思考」という本は、A4を使った方法を教えてくれていてオススメです。
生産性の高い仕事のやり方:タスク化は「何をやるか」ではなく「何をアウトプットとして出すか」
皆さんは普段仕事をやる上でどのようなことを意識していますか?
僕の場合は最近特に定時内にやるべきことを終わらせようと頑張っているのですが、どうしても元々設定していた期限よりも伸びてしまうことが多くなりがちでした。
ちなみに、やるべきことをタスク化して、そのタスクに対して期限も切ってはいました。
しかし、そういったことをしても結局、打ち合わせや会議前に追い込みをかける必要があることが多かったのです。(一応、間に合わせてました笑)
そんな中、打ち合わせの時に「どんなアウトプットが必要か考えてる?」と言われて、はっと自分の中で繋がりました。
僕の場合、タスクとして「何をやるか」は考えてはいたのですが、「何をアウトプットとして出すか」が不明確だったのです。
アウトプットが不明確だとどのようなことが起きるでしょうか?
僕の場合は、
・もっと良くできるんじゃないかと細かいところにこだわってみたり、
・こういう考え方もできるんじゃないかと、一旦進めていても手戻りが多かったり、
・1発で完成されたアウトプットが出せると考え、期限ぎりぎりまで”完璧さ”をもとめてしまったり、
これらは結局、無駄な作業を増やすだけです。
考えているので、やっている気になりますが、結局ぐるぐるしているだけなので生産性が高いかというとそうでもないです。
もちろんじっくり考えることも必要ですが、一旦ラフスケッチでも、アウトプットしてそれをもとに考えたほうが考えやすかったりします。
とくに人と仕事をするときはなおさらです。
どのように考えているかをいくら口で説明しても上手く伝わらないものです。
アウトプットがあれば、もし違っていればどう直していけばいいのかの議論ができますし、その方向性でいいならあとはどう肉付けしていくか、と話を進めることができます。
自分自身としても、アウトプットとしてだそうとすることで頭も整理されますし、実際に想定していた時間で終わりそうかなどの判断も具体的に分かるようになります。
期限に向けて、一発で完成されたアウトプットを出そうとすること自体がリスクです。
期限直前で何もアウトプットがないと、それだけで焦りますし、焦る中で仕事をしても結局完璧にして出そうとしていたものは粗くなることがほとんどです。
そうではなく、段階的にアウトプットを出していった方が、万が一何かあっても、完成手前のモノはあるので、ある程度余裕を持ちつつ仕事を進めることができます。
さらに、一旦出したアウトプットをもとに、「何を・どのように」改善・追加していけばいいかを具体的に考えることができるので、「ああでもない、こうでもない」と頭の中で考えが堂々巡りすることを避けられ、結果として、作業自体が早くなります。
要は、ゴール設定は「何かをやること」ではなく「何を達成するか」ということです。
「やること」はプロセス です。
本当の期限までに、どのようなアウトプットを段階的に出していくか、イメージを描けると仕事の効率は圧倒的に良くなります。
プロ意識をもって提案することの大切さ
スケジュール、進行は、相手の要望はくみ取るが、専門家としてこちらが主導する覚悟が必要
→だからこそ、協力者と同じゴールを見ている必要がある!!
→発注したい人は最初のものなのでわからない。むしろこちらの方が色々な経験をしていて分かっている
プレゼン資料を作るときに大切にすべきこと①:その資料にストーリーはあるか?
みなさま、いつもありがとうございます。
普段仕事でプレゼン用の資料を作ったりしますか?
僕の場合は、作る機会が多くいので、毎回どうやったらもっとメッセージが伝わりやすくなるかを考えます。
ちなみに、プレゼン資料ということは、それを使って後々プレゼンテーションをするということです。当然ですけど(笑)
つまりは、プレゼン資料の作り方が上手くなるということは、各々の話す力の差はあるにしろ、伝わりやすい話をつくることが上手くなるということです!!
なので、普段プレゼンする機会がないよ、という人も是非参考にしてみてください。
プレゼン資料を作る際に大切なこと
タイトルにもあるように、プレゼン資料を作る際には、そこにストーリーがあるかどうかを意識することが非常に大切です。
そして、それは一番伝えたいメインメッセージを伝えるためのものになっている必要があります。
桃太郎の成長と活躍を伝えたいのに、鬼ヶ島にいる鬼目線で話をすすめても、「いきなり一族を亡ぼそうとやばいやつが来た」となり、伝えたいこととはずれてしまいます。
そういったことを意識しながら、僕の場合は以下のような流れで考えるようにしています。
- 資料全体で伝えたいメッセージ
- その論理展開、ストーリー
- ストーリーをセクションで分けたときに、そのセクションごとで伝えたいメッセージ
- そのメッセージを伝えるために必要な要素を決める
- 情報が多すぎる場合は絞る
- 1枚で説明しきれないときは、メインスライド(表紙になるようなもの)とそれを支える、詳細な説明となるスライドを組み合わせる
1.で何を伝えるかはもちろんですが、資料が伝わりやすくなるか否かは、2.の部分が
非常に重要になります。
ここでは、大体10枚くらいのスライドで全体を構成するときに、どのようなストーリーになるかを考えていきます。
この時はパワポではなく、紙に書きなぐっていることが多いです。
手を動かすと新しくアイデアがでてきますし、書き足しが簡単なので。
またストーリーを作るときのテンプレとしては、王道中の王道である「起承転結」を意識しています。
結局、みんな、これが一番なじみがありますし、伝わりやすいです。
ちなみに、起承転結の意味ですが、当たり前のようで意外とちゃんと知らなかったので、参考までに以下に書いておきます。
「起」→話の設定の説明。伝えておくべき状況や前提を示します。
「承」→話の始まり。
「転」→話の流れを変えて発展させる。
「結」→話の全体を締めくくって結果を示す。
http://ikikatadatabase.com/archives/5889
これを参考に、まずは10枚のスライドを作ってみてください。
そして、一先ずその時点で流れや伝えたいことの方向性を合わせるようにすると、後々の手戻りも少なくなって、効率的に業務に繋がっていきます!!
今回は「ストーリーをつくる」というところにフォーカスしてお話ししましたが、次回以降で、上記ステップの3以降についてお話しできればと思います。
お願い事をするとき・タスクを振るときに大切にしたいこと
みなさん、いつもありがとうございます。
みなさんは仕事にしろプライベートにしろ、お願い事をするときやタスクを振るときにどのようなことを意識していますか?
正直仕事の場合は、やるべきこととして振ればどのようなことでも割とやってくれるようですが、それでもそのタスクが効率よく進むかどうか、相手がより進んでやりたくなるかなど、仕事を進める上で改善できることはたくさんあると思います。
プライベートの場合は顕著ですね。
いくらお願いされても、やりたくなければやらないですからね。僕含めて(笑)
さて、そんなお願い事をするとき・タスクを振るときに大切にしたいなーと、僕が思うのは「起承転結の”起”を明確にする」です!!
起承転結の”起”を明確にする
要は、何故そのタスクが必要なのか、その背景も含め伝える、ということです。
タスク内容を伝えれば、作業として何をやるかは分かるかもしれないが、その作業の意味が伝わらないと最終的な成果物にズレが生まれる可能性があります。
当たり前ですが、同じことをやるにしてもその意図が違えば、最終的に欲しい成果物も変わってきますよね。
めっちゃ単純な例ですが、「ランニングしよう!」と友達を誘った時に、あなたとしては翌月のフルマラソンに出場するための練習の一貫、友達は軽い皇居ラン、という認識だと、実際に走る強度が全然違ってきます。
”起”を明確にするために伝えた方がいいことの例は以下です。
・なんでそれをやるのか?
・どういうときに必要なのか?
・それをやることによる効果は何なのか?
このようなことをしっかりと伝えて、意図しているもののずれをなくしていく必要があると思います。
当然やっているという人もいるでしょう。
しかし、いざとなると(僕含め)できていない人が多い気がします。
というか、伝えた気になっていても、自分なりに一方的に言っただけで伝わらず、結局伝えていないのと同じことになっている場合が多いですかね。
僕自身も今一度 意識していきます。
ちなみに自分一人でやる作業でない限り(そんなものはあり得ませんが)、前提には、「人に対する作業、ということを意識する」ということがあると思っています。
単に目の前の作業を作業として終わらせるのではなく、その作業の先にいる人がどうやったらもっとやりやすくなるか?その人にもっと伝わりやすくなるか?を考えながらやることを常に意識してやっています。
相手が納得感を持った選択を引き出すには?
みなさん、いつもありがとうございます。
仕事でもプライベートでも、こちらが提案したことに対して、相手がイヤイヤとかやらされ感で仕方なくやるような決断をするのは、提案したこちらとしても嬉しくないですよね。
でも、そういったことが起こってしまうことは結構あるように思います。
そうではなく、相手に納得感を持って選択してもらうにはどのようなことが必要でしょうか?
最近上司にアドバイスいただいたので、お伝えできればと思います。
日々学びだらけでありがたいです。
相手に、自分で選択したことを自覚させる!
いきなり答えから入りましたが、具体的には「相手の口に言わせる」ことが重要です。
よく言われることではありますが(かといって、効果的に実践できている人は少ないですが)、多くの人は他人に何かを言われるのは好みません。
むしろ、同じことを思っていたとしても、”分かっていることを人から言われる”ということに対して、イラっとし、反発したくなる人はいると思います。
なぜわかるか?
それは僕がそうだから(笑)
でも、結構男性陣は分かる人が多いのではないでしょうか?
無駄なプライドというか、見栄というか。
ホントいらないなと思うのですが、結構意識していないとついつい顔を出します。
逆に、こういう人ほど自分で決めたことに対しては、少し矛盾があったとしても、それを納得させるように考えるものです。
だからこそ、こちらの提案に対しても相手が納得しやすい状況を作ってあげるためにも、もし既に分かっていること、当たり前のことであっても、相手に言ってもらうことが重要になります。
注意点としては、無理やり、しぶしぶ、言わせようというのではありません。
それでは、いくらやっても納得感なんて出ないことはお分かりですよね?
そうではなく、相手も勿論いいとは思っている、そうやった方がいいと思っているが、今までのやりとりや相手の立場から、上に書いたようなプライドのために、納得するのをためらっているようなときに、あえて質問して、相手の口に言わせてみてください。
もしくは、大体の合意は取れているが、最後の一押しが必要な時に質問して、相手に言わせてみてください。
そして少し上級者向けではありますが、可能であれば、その最終的な合意を得るプロセスの中でも、相手の小さなYESを積み重ねるためにも、相手に言わせてみましょう。
もしそれが違ったら、違うなりに対処すればいいだけです。
僕もまだまだ修行中なので、腕を磨いていきます。
相手から考えを引き出す方法:エッセンスを提供する
みなさん、いつもありがとうございます。
前回の記事で、詩(うた)に秘められた本当の価値を紹介しました!
そこでは、詩という、情景や感情を濃縮したエッセンスを提供することで、相手自身の考えや感じ方を引き出すことができる、という話をしました。
僕としては、考え方や感じ方には正解はなく、その人独自がその時に大切にしているものを引き出す、別の言い方をすれば、増幅する、ことができるのが、めっちゃ素敵だなーと感じました。
と同時に、これは仕事をする上でもとても大切だなと思います。
営業する際に、自社の製品やサービスのいいところをガンガン伝える人が多いように思います。
しかし、これは意識しているにしろしていないにしろ、自分の考えに誘導しようとしており、相手としては嫌感があります。
それに、こちらが良いと思っているものを、相手も良いと思うかどうかは分からないという根本的な問題があります。
実はこちらのオススメポイントじゃないところに響いている場合もあります。
そんな時に、自分本位で自分の考えを押し付けていると逆に離れていってしまいます。
では、どのようにすればいいのでしょうか?
相手の考えを引き出すためのプロセス
良く「発散と収束」ということが言われます。
特に、いろいろと考えを広げていきたいときにブレスト(ブレインストーミング)をしたことがある人にとってはなじみのある言葉だと思います。
簡単に言うと、まずは「発散」のフェーズで、制限をかけずのたくさんの意見を出していき、次の「収束」のフェーズでそれらをまとめていくつかのエッセンスに集約していく、といった感じでしょうか。
しかし、実はここに何かを伝えるべき相手が登場すると、もう一段階の「発散と収束」が存在します!!
それは、自分側で収束させたエッセンスを相手にぶつけ、相手の頭を使って発散させ、それを一緒に収束させていく、ということです。
営業やコンサルに限りませんが、他の人と仕事を進めていく上で大切なのは相手の考え・求めているものをしっかりと把握することです。
これは、こちらが一方的に情報を提供しているだけでは意外と引き出せません。
エッセンスを提供することで考えの方向性は広く示しつつ、その先の広がりは相手に任せる。
でも、だからこそ、相手の本音が引き出されやすく、それをもとに一緒に考えて提案につなげていく。
この一連のプロセスを成功させるには、
①自分側の「発散と収束」として、”伝えたいことのエッセンスを抽出する”
②相手側の「発散と収束」として、”相手の思考を広げる”
ことがポイントとなると思います。
僕も現在腕を磨いている最中なので、皆さんもぜひやってみてください。
日常の中で思考力(思考プロセス構築能力)を鍛える方法
思考プロセス
→書く/書かない
→紙に書くと遅い
→大前研一さん:調べなくてもわかることを想定→3Cで分析し打ち手を考える
→どういう情報に基づいて、どういう結果を出すのか、そのプロセスは分かる
↓
これが間違っていた場合には、また新たに結論が出せる
分かっているようでわかっていない!? 仕事を向上させる上でも大切になる”詩(うた)”の価値!!
いつもありがとうございます。
皆さん、詩になじみはありますか?
というか、興味はありますか?
正直に言うと、僕はついこの前まで全くといっていいほど、なじみも興味もなかったです。
でも、たまたまラジオを聞いていた時に詩集を出された方の話で(すみません、名前はわすれてしまいました!!)、本当に「目から鱗が落ちる」を実感して、詩の魅力の一端に触れたので手短に紹介しようと思います。
エッセンスとしては、仕事をする上でもめっちゃ重要になるなと思っています。
特に、営業やコンサルなど、相手からの意見を引き出す上で。
詩中に秘められている、ビジネスでも大切なエッセンスとは?
それは、「詩(うた)の先への広がり」です!
これだけ聞いても分からないと思いますが、以下のようなことらしいです。
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詩(うた)
→すべてを言葉で発しきらない
→自分の言葉によって相手が考えを広げるきっかけ
→すべてを言いきらない
→読まれる人の状況・関係によって広がる。景色は異なる。
→それを引き出す!
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僕的には、これを聞いて感動したのですが、いかがでしょうか?
というのも、僕の場合はあれもこれも説明することが多くて、相手からすると情報が多すぎるということになりがちでした。
一応悪気はなく、たくさん情報を提供したほうが話題も増えるかなというところからきてはいました。
しかし、上記したことを聴いて「なるほど!」って感じです。
1つは、多くを語るのではなく、大切なのは相手の考えを引き出すきっかけを提供できればいいのだなということ。
もう1つは、相手から考えを引き出すときに、こちらで全部情報を与えてしまうと相手の思考をこり固めてし舞う可能性がありますが、むしろ相手による考えや見える景色の違いを引き出す関りが重要である、ということです。
特に2つ目がめっちゃ腑に落ちました!!
めっちゃ感覚的ですが、相手の頭を使うことで、自分で無理やり引き出そうとしていた、自分の考えベースよりもその先の広い景色が広がっていく感じがしています!!
僕自身これから実践していくところではありますが、皆さんもぜひ一緒にやってみましょう!